
辞書への登録方法と品詞の分類表
自分で調べた範囲でのテキスト書類の作成方法と登録語句の品詞分類の仕方などです。
一応チェックはしているのだけど、間違いがあるかもしれません。
その際は教えてくださいねぇ♪
こちらも参考に♪『各種IME辞書のコンバート(変換)方法。』
単語登録アプリの使い方。
単語登録のしかた
 
「ことえりメニュー」/「単語登録/辞書編集…」で開くウィンドウから登録する。
  辞書:語句を登録する辞書を選べる。
  よみ:登録したい語句の読み方をココに書き込む。
  単語:登録したい語句をココに書き込む。
  品詞:6種類の品詞を指定できる(それ以外はテキストから読み込む)
  [登録/検索削除]:このボタンで登録←→削除ウィンドウに移動。
  [登録]:このボタンで登録する。
	
読みには本来読みに使わない物(「@」「:」等)も使える。
 ※変換する語句の読みの頭に入れることで通常の変換時には出さないですむぞ。
   例:「@あど」で「○○県××市△△町」など
 ※登録時に「読みに不適切な文字が含まれています」とアラートが出るが登録してOK
 
登録した単語を削除するには
 
「ことえりメニュー」/「単語登録/辞書編集…」で開くウィンドウから「検索/削除」タブを選び、一つずつ検索して削除する。
ただし正確な「読み」が解らないとできないので注意。
  辞書:語句を削除する辞書を選べる。
  よみ:削除したい語句の読み方をココに書き込む。
  (ウィンドウ):読みが該当する語句が表示される。
         クリックして協調表示にしたあと下の削除ボタンで削除
  [登録/検索削除]:このボタンで登録←→削除ウィンドウに移動。
  [削除]:このボタンで削除する。
  全ての辞書を検索:登録している全ての辞書から削除したい語句を
         検索して表示できる。
- 検索できるのは読み方からだけで登録している語句から検索は出来ない。
 
- 正確に解らない時は辞書を一度テキスト化して確認して削除するといい。
 
- まとめて削除はできないので大量にある時は辞書ごと削除した方が早いぞ。
 
Tigerでしかまともに使えないが「ことえり辞書ビュワー」をつかって登録語句の管理すると便利。
おまけ(メニューバーの[辞書]項目の説明)
- 新規ユーザ辞書の作成
 普通辞書と指定変換辞書が作れる。
 ・普通辞書は通常の変換で利用する辞書。
 ・指定変換辞書は+任意の数字キーで候補を表示する辞書。
 
- テキストに書き出す
 登録ウィンドウで表示されている辞書の内容が出力される。
 書類形式はShift-JISとUTF-16で書き出せる(Shift-JISで書き出した方がいい)
 
- テキストや辞書から読み込む
 登録ウィンドウで表示されている辞書に追加登録される。
 (読み込む書類形式はShift-JISで)
 
- Mac OS9の辞書をコピーして使用する
 OS 9の辞書をOS Xの辞書に変換登録する。
 
- 辞書フォルダを開く
 (あなたの名前)/ライブラリ/Dictionariesフォルダを開く。
 
辞書登録用のテキストの作成方法。
大量に登録する場合はテキストにまとめてから登録することもできる
「単語登録/辞書編集…」ウインドウを開いてからメニューバーの「辞書」/「テキストや辞書から読み込む」で作成したテキストを指定すればいい。
指定できる品詞の種類も増えるので単語1個でもテキストから登録した方がいい。
ことえりにテキストから登録する時の基本書式は
- (読み),(登録単語),(品詞),,
 
- "(読み)","(登録単語)","(品詞)",,
 
どちらでも同じように登録できるが、(2)の方が見やすいのでおすすめ。
ことえりからテキストに出力される時のテキスト形式もこの形式だしねw
(1)の形式は他のIMEから辞書を変換する時とかに使うといい。
テキストを作成するには適当な新規テキスト書類に
"","","普通名詞",,"","","普通名詞",,
"","","普通名詞",,
"","","普通名詞",,
"","","普通名詞",,
"","","普通名詞",,
と大量に記述した「ひな形」を常に作っておくと便利。
	※注意点は二つ。
	  ・書類は標準テキスト書類形式で保存。
	  ・フォントは「Shift-JIS」か「UTF-16」形式で。
	 それ以外だと登録されません。
	
	※改行前の「,,」の後ろに注釈文を入れる事が可能。
  ただし辞書に登録される訳ではないので書類作成時のメモ的なものです。
【〜品詞一覧〜】
【単語登録ウィンドウから指定できる品詞一覧】
- 《普通名詞》
 一般的な名詞。
 
- 《サ変名詞》
 「する」をつけることで動詞となるのが「サ変名詞」
 例:「勉強」+「する」=「勉強する」で「勉強」はサ変名詞。
 
- 《人名》
 人の名前/特にフルネームなど。
 
- 《地名》
 地名など。
 
- 《形容詞》
 性質などを表す語で終止形で「い」で終わるもの。「美しい」など。
 
- 《形容動詞》
 事物の状態を表す語句で語尾に「な」+「(適当な)名詞」をつけて意味が通じる語句。
 「静か」+「な」+「人」→「静かな人」で意味が通じるので「形容動詞」
 
- 《数字列接尾語》
 数字の後ろにつくもの。「円」「年」など。
 
- 《無品詞》
 ♪(オンプ)/"(ダブルクォート)など。
 
【テキストファイルから指定できる品詞一覧】
- 《姓》
 人名の「姓」の部分。
 
- 《名》
 人名の「名」の部分。
 
- 《単純地名》
 「地名」と同じ?
 
- 《接尾語付き地名》
 「〜州」とか「〜県」とかをつけた「地名」
 
- 《組織名》
 「アップル」など。
 
- 《その他の固有名詞》
 「ファインダー」など。
 
- 《形動名詞》
 「な」や「に」をつけると形容動詞に変身する名詞。
 例:「自由」+「な」=「自由な」(形容名詞)になるので「自由」は形動名詞。
 
- 《ザ変名詞》
 「ずる」をつけることで動詞と成る語句。
 例:「案」+「ずる」=「案する」で「案」はザ変名詞。
 
- 《連体詞》
 主に体言のみを修飾する言葉(連体修飾語)
 例:「たいした」(〜だ型)/「いわゆる」(〜る型)/「あの」(〜の型)
 
- 《副詞》 
 おもに用言(動詞/形容詞/形容動詞)を修飾する言葉(連用修飾語)
 例:「がたがた」/「もっと」/「そう」/「ああ」他。
 
- 《接続詞》
 単独で接続語として、前後の文脈の関係を表すことば。
 「しかし」/「それで」/「もしくは」/「さて」他。
 
- 《感動詞》
 感動/応答/呼びかけを表し単独で文になり得る語。
 「まぁ」/「ちょっと」/「はい」/「おはよう」/「それっ」他。
 
- 《カ行五段》
 (「書く」等)
 
- 《サ行五段》
 (「探す」等)
 
- 《タ行五段》
 (「打つ」等)
 
- 《ナ行五段》
 (「死ぬ」等)
 
- 《マ行五段》
 (「飲む」等)
 
- 《ラ行五段》
 (「乗る」等)
 
- 《ワ行五段》
 (「思う」等)
 
- 《ガ行五段》
 (「泳ぐ」等)
 
- 《バ行五段》
 (「選ぶ」等)
 
- 《五段動詞》
 (「指す」「飛ぶ」等/語尾からサ行・バ行など判別できる物?)
 
- 《一段動詞》
 (「見る」等/読みが2文字で終わってしまうもの?)
 すべて動詞の仲間。
 学問的な分類の仕方とは別にIM向けの分類の仕方で決めた方が簡単。
 決め方はまず語句の後ろに「〜ない」をつけてローマ字に変換する。
 その「ない(NAI)」の直前のローマ字が「E」か「I」なら「一段動詞」、
 それ以外は「○行五段」になる。
 後は「ない」を足したときの変化で「○行」かを決める。
 例:「見る」+「ない」→「見ない」→「見ない(MINAI)」→「一段動詞」
 例:「死ぬ」+「ない」→「死なない(SINANAI)」→「ナ行五段」
 
- 《サ変動詞》
 語句に「する」をつけるなどしてサ変活用する動詞。「察する」など。
 
- 《ザ変動詞》
 語句に「ずる」をつけるなどしてザ変活用する動詞。「生ずる」「軽んずる」など
 
- 《数字列接頭語》
 数字の頭につく語句。「平成」「昭和」などの元号や「No」など。
 ※ただし数字の前に「ー(のばし音)」が入るとうまく変換しないバグがあるw
 
- 《人名接尾語》
 人名の後につく語句。「様」など。
 
- 《地名接尾語》
 地名の後につく語句。「郡」「県」「国」など。
 
- 《組織名接尾語》
 組織名の後につく語句 。「御中」など。
 
- 《成句》
 ことわざや慣用句など 。「木を見て森を見ず」など。
 
 









